ター坊:
「今とは別の仕事がしたい。
未経験の職種に、
チャレンジしたいけど、大丈夫かな。
年収はあまり下げたくないけど、、、
ブラックな会社には
行きたくないな。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- キャリアチェンジできる成功ポイントを解説します
- 未経験でも大丈夫なのか?
- キャリアチェンジする際のメリット・デメリット
この記事を書いている私は、
大手製造からITベンチャーに
キャリアチェンジに成功しています。
調達プロフェッショナルの資格CPP A級を取得。
「キャリアチェンジ」とは、未経験の業界や職種へ転職することです。
「キャリアアップ」とは、
今より高い能力を身につけて、
経歴を高めることです。
今回は、
キャリアチェンジについてのお話になります。
1. キャリアチェンジできる成功ポイントを解説します
- その➀:関連するスキルがある
- その➁:年齢が若い
- その➂:会社の規模やブランドにこだわらない
その➀:関連するスキルがある
あなたが、
キャリアチェンジしたい職種に
関連するスキルを持っていることです。
例えば、
調達⇒営業:
交渉術/買う側と売る側
調達⇒エンジニア:
オンラインスクールでプログラミングを習得、
副業で開発経験がある
など
これまでの経験で、
関連するスキルを身に付けた方が
有利になります。
・独学だとどれくらいの期間が必要なのか?
これといった期間はありません。
独学を何年したからといって
内定が取れるものでもないです。
やはり、
実務経験を重視する企業が
ほとんどなのが実情です。
その➁:年齢が若い
言うまでもなく、
年齢が若ければ若いほど、
キャリアチェンジできる可能性は
高くなります。
・何歳までならキャリアチェンジできる?
これも具体的な年齢は
決まっていません。
一般的には、
30代以降のキャリアチェンジは、
難しいと言われていますが、
私も30代で転職しているので、
あまり深く考えない方がいいです。
その➂:会社の規模やブランドにこだわらない
中途入社の方に
企業が求めるのは即戦力です。
本気でキャリアチェンジを目指すなら、
前職のスキルや会社規模に
こだわりを持たない方が
うまくいく可能性が高いです。
狙うとするならば、
業種が少し関連しており、
かつ自分の会社より
一つ規模が小さい会社です。
例えば
大手製造業⇒
中小またはベンチャーのIT企業
中小企業⇒
地方の小企業
2. 未経験でも大丈夫なのか?
未経験でも大丈夫です。
確かに同職種の転職に比べて、
ハードルは上がりますが、
根気よく続けることで
チャンスはあります。
入社後にある程度のレベルまでは習得可能
どの会社でも、
全員が必ずしもプロではないです。
本人の努力次第で、
ある程度のレベルに
早く近づくこともできます。
ただし、
最初は慣れないことばかりなので
今までやってきた仕事以上に
苦労すると思います。
同じ会社でも部署異動はある
例えば
生産から開発
営業から調達
こういった違う部署に異動すれば、
一からのスタートになることもあります。
特に、
大手企業の方が、
頻繁に異動があるはずです。
部長以上になってくると、
ある程度のマネジメント力が求められてきます。
やったことがないから「無理」
というのでは、
それ以上の出世は難しくなります。
コロナ禍で転職活動がより活発に。
コロナ禍でビデオ面接が、
かなり普及したので、
転職活動がますます、
やりやすくなってきました。
会社勤めの人だと、
今までは、
有休を使ったりしながら、
転職活動をしていました。
そのため、
何社も受けることが難しかったと思います。
ビデオ面接のおかげで、
時間さえ調整がつけば
1日に複数社受けることができ
かなり効率よく活動できます。
私が転職活動を始めた時は、
営業経験ゼロ、
プログラミングも
本やネットでの独学のみでした。
にもかかわらず、
半年以内で内定を取ることができました。
なので、
しっかりと対策とコツを掴めば
キャリアチェンジできます。
あくまで私の体験談ですが、
独学で何年勉強したからと言って
内定を貰えるとは限りません。
そのために、
入念な事前準備は必要です。
そうは言っても向き不向きあるのでは?
確かに向き不向きは、
あると思います。
そこは経験を積んでいけば、
ある程度まで習得できますので、
特に問題ないです。
あなたの転職先はブラックなのでは?
私が経験している限りでは、
そんな感じではありません。
有給も自由に取得できております。
また、
上司や先輩にも恵まれており、
かなりスキルアップできる環境です。
(結論)未経験でもキャリアチェンジは可能です
私自身、
転職活動を始めた頃は
ことごとく惨敗してました。
(100社以上からお祈りされました。)
転職エージェント様からも、
「この程度のレベルだと、
難しいと思います。」
とハッキリ、しかも、
何度も言われました。
しかし、
そこで諦めず挑戦したからこそ、
内定をもらえることができました。
ここまで読んだ方は、
もしかすると、
「キャリアチェンジしたいけど、
未経験で転職するには
ハードル高そうだな…」
と思うかもです。
しかし、問題ありません。
私も苦労しましたが、
しっかりと準備と対策をすれば
チャンスはあります。
なので繰り返しますが、
未経験でも問題ありません。
3. キャリアチェンジする際のメリット・デメリット
【メリット】
- その➀:新たなスキルアップができる
- その➁:将来起業するのに役に立つ
- その➂:管理職/経営層を狙いやすくなる
メリット➀:新たなスキルアップができる
言うまでもなく、
今までの仕事とかなり違うので
スキルアップになります。
その分、覚えることがたくさんありますが、
それを乗り越えれば
自分にとって大きな力になるはずです。
メリット➁:将来独立するのに役立つ
キャリアチェンジを考える人の中には、
「将来自分の会社を持ちたい。」
「経営者になりたい。」
という人もいるのではないでしょうか?
そういう方が、
キャリアチェンジすることは
今後、役立つ可能性が高いです。
例えば、
どちらの人が会社を経営するのに
向いているでしょうか?
A氏:
営業、生産管理、財務、
海外駐在をそれぞれ3年ほど経験。
知識や実務経験は
どれも浅い方だが、
会社の得意不得意は理解している。
B氏:
設計に20年従事。
自分以外には、
できないスキルを持っている。
売上やニーズなど一切気にせず、
自部門以外は関心がない。
極端な例ですが、
これは明らかに
A氏の方が経営者に向いています。
(もし自社の社長が
B氏のようでしたら、
かなり不安になります。)
ですから、
仮に将来あなたが
独立することを考えているなら、
いくつかの職種を経験した方が
強みになります。
メリット➂:管理職/経営層を狙いやすくなる
前述のように、
管理職/経営層は
マネジメント力が求められます。
他部署との交渉も
必要となってきます。
経験した職種が多ければ、
「以前、ウチの部署にいた人だから
良く理解してくれている。」
と話が通りやすくなります。
キャリアチェンジすることで、
自分が経験した職種の業務内容や
課題などがわかっているので
他部署との連携がしやすくなります。
元エンジニアの営業
「受注をたくさん取りたいが、ウチの開発のキャパは大丈夫だろうか?」
新卒2年目の営業
「今年の目標は、営業成績トップを目指す!
そのために何でも受注していこう。」
エンジニア
「人手が足りなくて
個々の負荷が高すぎる…」
【デメリット】
- ➀:年収が大幅に下がる可能性がある
- ➁:ブラック企業に当たる確率が高くなる
- ➂:昇進・昇給が遅くなる可能性がある
デメリット➀:年収が大幅に下がる可能性がある
未経験となると、
それだけで、年収が今より低くなることは
覚悟した方がいいです。
年収を現状維持や
更に上げたいのであれば、
未経験のデメリットを補えるスキルを
採用担当者にアピールする必要があります。
デメリット➁:ブラック企業に当たる確率が高くなる
よく求人に、
「初心者OK」
「未経験の方、大歓迎」
などと
書かれていることがあります。
それは、
「(離職率が高すぎて)
人手が足りないから、
未経験でもほしい。」
「とりあえず、
現場でやりながら
覚えていけばいい。」
といった状況なのかもしれません。
(全ての会社が
これに当てはまるとは
限りません。)
なので、
入念な企業分析や
面接官の態度などを
注意して見るようにしましょう。
デメリット➂:昇進・昇給が遅くなる可能性がある
今まで築いてきたキャリアを
一旦捨てて、
一からスタートになります。
その分、
同期や勤続年数の長い人よりも
昇進・昇給が遅くなる
可能性があります。
これについては、
転職後の努力次第で
縮めることは十分にあり得ます。
目先のことだけに
意識しないようにしましょう。
まとめ
未経験でもキャリアチェンジを
成功させるポイントと
メリット・デメリットを
ご紹介しました。
今回、
本気でキャリアチェンジを
考える人に対しての記事です。
闇雲にキャリアチェンジを
勧めているものではありません。
会社が辛いからという理由では
オススメはしませんので、
しっかりと自分の将来を
考えて行動してください。
キャリアチェンジを考える人は
チャレンジ精神や
好奇心がある人だと思います。
そういった人が、
自分の将来像に向かって
成功できることを
願っております。